なぜ人は「変な夢」をみるのか・・・

gatag-00014125

いい夢を見てうれしくなったり、悪い夢を見て怖くなったり、意味不明なヘンテコな夢を見て自分の頭の中はどうなっているのかと思ったり……。
意外と知られていない「夢のメカニズム」。
夢を見ているときは、目を閉じていても、なぜ見えたり、眠っていてもなぜ聞こえたりするのでしょうか。

夢のメカニズムをまとめてみた

◎鮮明な夢を見るのは眠りの浅い「レム睡眠」のとき
私たちが見る睡眠時の夢というのは、浅い眠りであるレム睡眠のときがほとんどです。深いノンレム睡眠時には、ほとんど夢を見ません。
鮮明でストーリー性や動きのある複雑な夢を見るのは、レム睡眠中といわれており、ノンレム睡眠時に見る夢はストーリー性のない静止画像のようなものが多いとされています。
レム(REM)とは急速眼球運動の略で、この時期には眼球が活発に動き、脳の活動も覚醒時と同じ水準に高まっています。

◎夢は「ランダムな記憶」を繋ぎ合わせて形成されている
脳にしまわれている過去の記憶の中からたまたま表れ出てきたものが結びつき、ストーリー化されて夢となります。
夢は脳に刻まれた記憶をまぜ合わせて合成し、また想像を加えたものだとされています。現実の世界が脳の回路を通って記憶され、その記憶が変形して夢として甦るのです。
脳が休まる睡眠中に夢をみることによって、はじめて大脳にインプットされた、さまざまな情報を整理できるのです。

◎繰り返し見る「悪夢」には注意が必要
悪夢の多くは、全く問題のない「普通の悪夢」だが、なかには背後に心の問題が潜んでいるものもあるそうです。
夢の研究を行うIASDによると大きな手術や愛する人の喪失、大事故の目撃などトラウマになるような心の負担は悪夢の原因となるそうです。

◎脳のなかでは実際に映像が流れている
夢を見ているとき、私たちの脳は自発的にリアルな画像を作り、それを目で追って見ている。夢はまさに自分自身が作る究極のバーチャルリアリティーといえるわけです。
視覚像として現れることが多いものの、聴覚・触覚・味覚・運動感覚などを伴うこともあります。
夢を見ている時間と夢の中の時間の長さはほぼ一致していて、統計的には差がないと考えられる水準にあります。しかし極一部に実際の時間とは極端に掛け離れた「邯鄲一炊の夢」のようなものは存在しているのです。

◎夢は白黒?それともカラー?
アメリカで1300人を対象に行った夢の色についての調査結果では、カラーの夢を見ている人の割合は30歳以下の人は80%、60代の人は20%だったそうです。
理由までは明確ではないですが統計上ではカラーの夢を見るのは女性が多いようです。
物事を深く考える左脳タイプは白黒の夢、イメージする力が強い右脳タイプはカラーの夢を見ているそうです。

◎「夢を忘れてしまう」原因は
原因の一つとして、夢を見てから朝、起きるまでに、時間が空くので、間にノンレム睡眠が入り、その間に、忘れてしまうと、考えられています。
夢を忘れなければ現実と混同してしまい日常生活に悪影響を及ぼすからだと考えられています。
行動に結びつかない場合、それは記憶には刻まれないのではないでしょうか。記憶は人間が生きるために存在していますが、夢の中の現象や行動は現実の生とかけ離れているからです。

11038001404

夢は自身の体調や心理状態を表すといわれている。
中でもうなされるほどの悪夢や、通常カラーでみていた夢がモノクロに変化したなどはわかりやすく判断しやすい。

みなさんの夢はカラーですか?鮮明な映像ですか?
たくさんの人が集まる機会に「夢の話」もいいいかもしれない。






  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事の著者

nakajima

この著者の最新の記事

関連記事

ページ上部へ戻る