株式会社真面目 平川アズサ

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株式会社真面目 代表取締役
平川アズサ(ひらかわ あずさ)
1982年4月19日生まれ 血液型A型

【業種】
映像制作・クリエイティブエージェンシー

【業務内容 】
TV-CF、MusicVideo等各種映像、デジタルコンテンツ及び音楽ソフトの企画・制作・配信
音楽、映像のCD、DVD、写真集等の企画・制作
セールスプロモーション・キャンペーン企画・製造・販売及び輸出入

【企業紹介】
健全で崇高な対価をクリエイティブの力で真面目に稼ぐをモットーにしています。

【会社URL】
http://majime.jp/


 

男性が多い業界であると思うのですが、なぜこの業種を選ばれたのですか?

映画の脚本を自分でかいていて、それを書き終えたのが25歳のときでした。

完成したこの脚本を映像化したい。と思って、仲間に協力してもらって
最終的に上映するというところまで行けたんです。
そのとき「自分の仕事はこれに類するものなんだな。」と思ったのがきっかけです。

ただ仕事にしていくにしても、どうしても編集技術っていうのは専門的な知識や経験がないと成り立たないものですから
遅咲きながら制作会社に入社して必要なことを習得しました。
29歳までに独立して自分自身で映像制作の仕事をしていました。

ご自身の「やりたい事」を実現されたわけですね。
現在は従業員の方も従えて「社長」としてお仕事をされていると思いますが
「社長」になるきっかけというのはあったのでしょうか?

独立をしてから自分で映像制作の仕事をしていて
30歳になったときに「ただ作って自己満足で終わるのではなく、今自分のやっていることが社会貢献の一部になれないか」と思ったんです。
そのときに同じ業種の女性社長に相談をしたら「あなたなら社長やれる。やった方がいい。」って言われて。

社長になるなんてその時まで一度も思ったことはなくて、正直成功する保証もないのにそんなリスク背負えないって思っていたのでびっくりしました。
一応「どうやったらなれるの?」ってきいてみたんです。そのくらい「自分が社長になる」なんて考えたことなかった(笑)
そうしたら、私が思っていたよりもずっと簡単で、初期費用もかからないってことを教えてもらって。そのまま2か月後に会社を立ち上げていました。

この業界の人ってもともとは大手の制作会社に所属していた人が独立するっていうパターンが多くて。それなりの人脈とか交友関係の多い方がほとんどなんですが
私は全く違って、起業して一か月仕事はゼロ。これからどうしよう?
って感じで始まったんです。

ありがたいことに翌月から金額の小さなお仕事から少しずついただけるようになって
それを一生懸命こなしていくうちに今に至る。という感じですね。

逆に私の場合は共同経営者の方とか出資してくださる方とか、そういった方がいなかったので
自分自身の信念のままに出来たことによって「ブレなかった」のかなと思いますね。 

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起業なさってから順調に進まれているということですが、挫折や失敗というにはあったのでしょうか?

私自身がわりと楽観的で、怒ったり悲しかったりしたこともすぐに忘れられるタイプなのであまり挫折とか失敗って覚えていないんですけど(笑)
しいていえば…

案件が増えていくほど私一人で現場を取り仕切ることがどうしても難しくなってしまうので、現場によっては任せてしまうことも増えてきているんですが
私の目が届かなかったばっかりに、クライアント様からの満足度が下がってしまう事があって。
そこは悲しくてつらいなっていう部分ですね。
私が対応できれば、また違う結果になったかもしれない…って思う事もあります。
規模が大きくなるにつれて仕方がないことだとは思いますが、私自身の状況把握とか、教育が不足していたせいだな。と。
ここはこれから強化していかなければならない部分だと思います。
大切にしていたスタッフが辞めることになったときも、すごく落ち込んで悲しくなりましたね。それこそ失恋したみたいに(笑)

でもこういう人間関係に一喜一憂しているようじゃ、今いるスタッフに申し訳ないなって。自分を奮い立たせています。
女性だからこそ「人」に関してはすごく感情が入ってしまうと思うんですが
そういう部分を強化するのも自分の課題かな。 

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女性が経営者であるにあたり「誤解されている」と感じる部分はありますか?
また「女性だからこそ」評価されている部分はありますか?

実際わたしの年齢だとこの業種ではまだまだ若い方なので
「女に何ができるんだ?」とか「女のくせに」って思われているようなことはたくさんあるんです。
まだまだ、いちパートナーというよりも「業者」としてみられている部分はありますね。
そこを目くじら立ててなにくそ!って反抗しても正直何も生まれないと思っているので
まずは自分たちを認めてもらえるように、100パーセントではなく120とか200パーセントとかで仕上げるように努力しています。言われたことだけを「わかりました」といってやるのではなく、ご相談以上のものをお返しできるように意識しています。

言われていないことまで察してやらないと「次」はないし、評価に値しない。
というのは日頃からスタッフとも話していますね。
女性ならではの繊細な部分であるとか、感じ方をプラスアルファとしてお届けできるから
そういった部分が評価していただけているのかなと思います。

起業してからいままででいわゆる「営業」という事をやっていなくて。
人とのご縁にすごく恵まれていて、順調にお仕事をいただけているんです。
以前のお客様からのご紹介とか、そういった案件を多くいただけていて
まったく求められていない相手方に、いきなり「やらせてください」というスタンスから始まるよりも、ある意味対等な立場で始められるからこそ
要望をしっかり受けながらも、こちらのペースも守ることができて
クオリティを下げずに200パーセントの作品を納品し続けられているのかな。

女性経営者であるうえで大切にしている部分はありますか?
「社長」に必要なものとはなんだと思いますか?

責任と覚悟です。

自分自身が経営者になって「責任は自ら背負うもの」と思うようになりました。
そうするとそれなりの覚悟も必然的に必要になってきますよね。
若い頃は、少しでも責任とかって回避してきた人生だったんです。
それが経営者になって180度考えが変わりました。
悔しいし苦しい部分ももちろんありますが、それがいまのわたしのとって本当に大切なことですね。

中途半端に「かっこいいから」とかではなくて。
社長になるって難しいことではなくて、誰でもお金を出せばなれるものなんですよね。
でも、利益を出すとか、継続するっていうのが本当に大切で
そこができてこそ「社長」である。と思うんです。
利益を出せないままでは「趣味」になってしまうと思うので。

社長っていうだけでひとまとめにされてしまう事が多いと思うので、いい意味で差別化していきたいなと思います。
だからこそ私は利益を出すために全力で動きたいと思います。

女性の経営者っていうと、どうしても興味本位な目で見られてしまいがちだからこそ
自分自身で発信する情報はキッチリ精査するようにしています。
私が前に出ることによってそれを評価していただいたり、そこからお仕事に繋がっていくこともありますし
どんな理由であれこういった取材とか、雑誌に掲載していただくっていうのは
会社の一つのブランディングになりますから。
女性の経営者だって、こういう男性社会の職種でもやっていけるんだぞっていう部分を
私自身が体現していければと思っています。
「女性」である時間も大切にしていますね。

いままで自分が「女性社長」であることをあまり意識したことがなくて
つい最近なんです。みんなどうやっているんだろう?って、気になりだしたのが。
こういう職種だからこそ、どうしても男らしく見られがちで
実際現場では本当に男らしいんですけど(笑)

「経営者」と「女性」であるっていう部分をしっかりと線引きすることでバランスを保っているつもりです。
今忙しいから…って蔑ろにしてしまうわけでなく。
良い意味で女性の部分を残しておきたいと思います。
だからこその感受性だったりが重宝していただいているのかなって思いますね。

映像って観るだけでその人の大切な時間を使うものだからこそ、「人の心に10年残るもの」をまじめに丁寧にコツコツと制作していきたいと思います。

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